エアコンから水が飛んでくる・水滴が落ちる原因は結露!対処法と予防策を解説

エアコンを使用している最中に、突然エアコンから水滴が落ちてきたり、風と一緒に水が飛んできたりして「まさか故障した?」と焦った経験はありませんか?
その水滴の正体は、「結露」です。

しかし、なぜエアコンに結露ができるのか、原因を知っている人は少ないでしょう。

そこで今回は、エアコンに結露ができる仕組みや、結露が水漏れにつながる原因などについて詳しく解説します。また、今すぐ試せる対処法を効く順に紹介し、再発させないための予防策までまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

水滴の出方でわかる!原因のかんたん見分けチャート

  • 吹き出し口からポタポタ垂れてくる → フィルターや熱交換器の汚れ、またはドレンホース(排水)の詰まりの可能性大
  • 風と一緒に水滴が飛んでくる → 風向板の結露。風向き「下向き」・風量「弱」の長時間運転が原因のことが多く、風向きを水平にすると止まることが多い
  • 本体の横や壁との隙間から垂れる → 取り付け不良や排水設備の破損の可能性
  • 取り付け直後から水漏れする → 設置不良の可能性。工事業者に確認を
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目次
  1. エアコンに結露ができる仕組み
  2. 結露が発生する原因は?
  3. エアコンから水が飛ぶ・水滴が落ちるときの対処法【効く順】
  4. エアコンの結露を放置するリスク
  5. エアコンの結露を再発させない予防策
  6. エアコンの結露・水滴に関するよくある質問
  7. まとめ
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エアコンに結露ができる仕組み

エアコン内部 しくみとは

エアコンの結露は、エアコン内部と室内の温度差によって作り出されます。
エアコンは、室内の空気を吸い込み、冷房や暖房といった温度設定に見合う空気にし、再び部屋へと吹き出して快適な室温にします。

エアコンの結露ができやすい時期は、温かくて湿った空気になる梅雨から夏の時期です。夏特有の湿った空気をエアコンが吸い込み、内部で急速に冷やされたときに、吸い込んだ空気に含まれていた水蒸気が水分へと変化して結露になるわけです。

つまり、氷の入った冷たいジュースのグラスにたくさんの水滴が発生する仕組みと同じような現象がエアコン内部で起こっていると想像していただければ、分かりやすいかもしれません。

しかし、エアコン内部でできる結露は、各エアコンメーカーで想定されている現象のため、外につながる配管へと流れるように設計されています。では、なぜエアコン本体などから結露が水漏れのように出現してしまうのでしょうか。
それには、いくつかの原因があります。

結露が発生する原因は?

水漏れにつながる結露 エアコンを解体する男性

水漏れにつながる結露の原因には、以下の6つが考えられます。

  • フィルターが汚れている
  • 熱交換器(冷却フィン)が汚れている
  • ドレンホース(排水管)が詰まっている
  • ドレンパンの劣化
  • エアコンの取り付けが悪い
  • 排水設備の破損

通常では起こり得ない、水漏れのようなエアコンの大量な結露。想定以上の結露がエアコン内部で発生してしまったことで、エアコン本体の隙間などから溢れ出てきてしまいます。では、大量に結露が発生してしまう6つの原因について、詳しく解説します。

フィルターが汚れている

エアコンのフィルターがホコリなどで汚れていると、空気を吸い込んだり、吹き出したりする能力が低下します。

吸い込んだ空気が上手に吹き出されないため、冷却された空気がエアコン内にどんどんたまっていき、室内空気との温度差が生じて大量に結露が発生してしまいます。

フィルターは、吹き出し口のすぐ上に設置されているため、吹き出し口から水漏れのように結露が流れている場合は、フィルターの汚れが原因として考えられます。

熱交換器(冷却フィン)が汚れている

フィルターをすり抜けたホコリやタバコのヤニは、その奥にある熱交換器(アルミフィン)に少しずつ溜まっていきます。ここが目詰まりすると、フィンの表面にできた結露がドレンパンへ流れ落ちずに留まり、風に乗って吹き出し口から出てきてしまいます。

メーカーも同じ説明をしています。日立「エアコン(室内機)から水が飛んできます。」(2026年9月時点)では、熱交換器の汚れによって結露が外に流れていかず吹き出し口から出てくる場合があるとして、対処にエアコンクリーニング(内部洗浄)を挙げています。

フィルターを掃除しても水滴が止まらない場合は、その奥の熱交換器が汚れている可能性が高いと考えられます。

ドレンホース(排水管)が詰まっている

エアコン内部で受け止められた結露は、ドレンホースという排水管を通って屋外へ排出されます。このホースは一年中屋外に出ているため、先端に枯葉・砂ぼこり・虫などが入り込んで詰まることがあります。

排水の出口がふさがれると、行き場を失った水が逆流して室内機側に戻り、本体の隙間や吹き出し口から漏れ出します。ホースがたるんで途中に水が溜まっている場合も同じことが起こります。

室外のホースの先から水がポタポタ出ていないときは、詰まりを疑ってください。

ドレンパンの劣化

ドレンパンの劣化も、結露が発生する原因と考えられます。ドレンパンの役割は、エアコン内部にたまる水滴を受け止めることです。

しかし、長年使用していると、水あかやホコリなどがドレンパンに付着して水滴を受け止めることができなくなるほか、劣化して破損している可能性もあります。

ドレンパンが劣化していると、水滴を受け止めきれずに水漏れが起こってしまいます。
結露の水漏れが改善されない場合は、ドレンパンの劣化や破損、ホコリなどの付着がないかどうかを確認してみましょう。

エアコンの取り付けが悪い

エアコンが正常の位置で取り付けられていない場合、結露が上手に配管へと流れないため、水漏れが発生します。エアコンを取り付けるときは知識が必要なため、専門業者が行うのが通常です。

しかし、素人が設置したり、未熟な業者が設置したりした場合は、まっすぐに設置することができないなど、エアコンの取り付けが悪くなります。エアコンを取り付けたばかりで、結露が水漏れ状態となって滴り落ちてくる場合は、エアコンが正常に設置されているかどうかを確認する必要があります。

排水設備の破損

通常、結露は配管を通って外へと排出されます。しかし、長年の使用で配管を含む排水設備に破損が生じていた場合、結露を上手に外へ送り出すことができず、エアコン内部にとどまった結露が水漏れとして現れてしまいます。
また、配管は年中外へ出ているため、ホコリや枯葉が詰まった場合は、結露が流れません。

この場合、結露が逆流して再びエアコン内部に戻ってしまいます。結露は、行き先をなくした状態になるため、水漏れ現象が現れます。ほかの原因を改善しても、結露による水漏れが収まらない場合は、排水設備のチェックをしてみましょう。

エアコンから水が飛ぶ・水滴が落ちるときの対処法【効く順】

エアコン結露の対処法

水滴を止めるには、本体を触らずリモコン操作だけで試せることから順に進めるのが確実です。下に行くほど手間がかかるので、上から順に試して、改善した時点でやめて構いません。

①風向板(ルーバー)を水平にする

風と一緒に水滴が飛んでくる場合、まず試すのはこれです。風向きを「下向き」にしたままにしていると、冷やされた風向板に室内の暖かい空気が当たり続け、風向板の表面に結露ができます。この水滴が風で飛ばされたり、下に落ちたりします。

リモコンで風向きを「水平」または「上向き」に変更してください。日立「エアコン(室内機)から水が飛んできます。」(2026年9月時点)でも、結露の発生を防ぐ方法の1つ目として風向板を水平にすることが案内されています。

操作した直後ではなく、30分ほど運転を続けてから改善したかどうかを見てください。

②冷房から除湿(ドライ)運転に切り替える

冷房で室温が下がると、空気が抱えられる水蒸気の量が減るため、結果として室内の湿度が上がります。湿度が高いほど結露は発生しやすくなります。

冷房のまま設定温度を下げ続けるのではなく、除湿(ドライ)運転に切り替えて湿気そのものを減らすと、結露が軽くなることがあります。これも日立の公式FAQが対処として挙げている方法です。

③設定温度を上げ、風量を強めにする

結露は温度差で発生するので、設定温度を下げすぎないことが効きます。暑い日に「早く冷やしたい」と20℃などに設定すると、内部と室内の温度差が大きくなり結露が増えます。27℃前後でも十分に冷たい風は出ます。

あわせて風量は「弱」ではなく強めにしてください。風量が弱いと冷えた風が吹き出し口に長く留まり、そこに結露ができます。部屋が冷えてから弱めに戻せば問題ありません。

①〜③はすべてリモコン操作だけで試せます。ここまでで止まるケースは少なくありません。

④フィルター掃除をする

エアコンの結露が改善しない場合は、フィルター掃除をしましょう。

【掃除の仕方】

  1. マスクとゴム手袋を付けてエアコンの下に新聞紙を敷く
  2. エアコンの蓋をあけてフィルターを取りだす
  3. 掃除機でホコリを吸い取る
  4. お風呂場などで歯ブラシを使いながら汚れを落とす
  5. 洗い流したら水分をしっかりと拭き取る
  6. 完全に乾くまで陰干しをしましょう

汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を利用してフィルターの網に詰まっている細かい汚れは爪楊枝を使うことをおすすめします。

⑤ドレンホースの先端を確認する

①〜④で止まらない場合は、屋外に出ているドレンホースの先端を見てください。冷房運転中なのに水がまったく出ていなければ、詰まりか、ホースのたるみが疑われます。

先端に詰まった枯葉やゴミを取り除く、ホースが波打っていたらまっすぐ垂らす、といった程度であれば自分でも対処できます。ただし奥の詰まりを無理に吸い出そうとするとホースの破損や汚水の逆流につながるため、改善しない場合は業者に相談してください。

⑥熱交換器(冷却フィン)を掃除する

エアコンを長く使用している場合は、熱交換器(冷却フィン)の汚れも考えられ、空気の通りが悪くなります。

【掃除の仕方】

  1. マスクとゴム手袋を付ける
  2. 床に養生と電装部品が露出している場合は養生する
  3. エアコンの電源を抜いてフィルターを外す
  4. 掃除機でフィンの表面の汚れを吸い取る
  5. 柔らかい歯ブラシ等でフィンの目に沿って優しく丁寧に汚れを落としていく
  6. フィンに満遍なくフィンクリーナーを吹き付けて15分程放置したらフィルタ―などすべてを戻す
  7. 10分以上送風運転をしてエアコン内部を乾燥させれば完了

クリーナーで洗い流された汚れはドレンパンに溜まるのですが、エアコン内部に残ってしまうとカビのエサになってしまうため、クリーナーのリスクを事前に知っておく事をおすすめします。

⑦難しい箇所はプロの業者によるエアコンクリーニング

フィルタ―掃除と熱交換器(冷却フィン)の掃除方法をご紹介しましたが、自分で行うエアコン掃除は表面だけになってしまい内部までしっかり掃除するには難しいのと、フィルタ―やフィン以外にも様々なパーツが組み込まれているため、故障に繋がらない為にもエアコンのクリーニング業者に依頼することも検討しましょう。

水滴の原因になる内部の汚れ、プロの分解洗浄で丸ごとリセット

ハートクリーニングのエアコンクリーニングは1台10,780円(税込)、2台目以降は9,680円(税込)。フィルターの奥の熱交換器・ドレンパンまで高圧洗浄で徹底的にきれいにします。防カビ・抗菌コート、出張費・お見積りは無料です。

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エアコンの結露を放置するリスク

エアコン結露を放置リスク 汚れたエアコン内部

エアコンの結露が起こっているにも関わらず、そのまま放置をしていると、エアコン内部の湿度があがってカビが生えやすくなります。

そうすると、エアコンから排出される空気にカビの胞子が含まれるようになり、嫌な臭いや喉の痛み、アレルギー発生の原因となり健康被害に繋がる可能性があります。

エアコン内部にカビを発生させないためにも、日頃からの結露対策は大切です。

また、カビが発生すると自分で完全に対処するのは難しいため、業者にエアコン内部のクリーニングをしてもらう必要があります。

健康被害を防ぐためにも、早期の結露対策をしていきましょう。

エアコンの結露を再発させない予防策

エアコンの結露を予防する方法 エアコンを付ける

水滴が止まっても、結露ができやすい状態そのものを直さないと同じ症状を繰り返します。シーズンを通して続けたい予防策は次の4つです。

・フィルターを2週間に1回掃除する
・冷房を使った後は内部を乾かす
・結露防止運転機能を活用する
・部屋の湿度そのものを下げる

フィルターを2週間に1回掃除する

結露の原因で最も多く、かつ自分で防げるのがフィルターの目詰まりです。2週間に1回を目安に掃除機でホコリを吸い取るだけでも、空気の通りが保たれて結露は起きにくくなります。

汚れが溜まりきってから落とすより、軽いうちにこまめに取るほうがはるかに楽です。

冷房を使った後は内部を乾かす

冷房や除湿を止めた直後のエアコン内部は、結露で濡れたままの状態です。そのまま放置するとカビが繁殖し、その汚れがさらに結露を悪化させます。

運転を止める前に送風運転を1〜2時間かけて内部を乾かしてください。「内部クリーン」「クリーン運転」などの自動乾燥機能がある機種は、それをオンにしておけば毎回自動で乾燥します。

結露防止運転機能を活用する

結露防止運転機能を活用すると、エアコン内部にある水分を除湿し、結露を防ぐ働きをします。結露防止運転機能は、メーカーによって呼び名が異なるため、説明書などで確認してみましょう。

また、使用方法もメーカーによって違いがあり、部屋が一定以上の湿度になったことを感知すると自動で除湿機能に切り替わって結露を予防するといった機種もあります。

部屋の湿度そのものを下げる

結露は湿度が高いほど発生しやすくなります。洗濯物の部屋干し、加湿器の併用、締め切ったままの換気不足は、いずれもエアコン内部の結露を増やす方向に働きます。

梅雨時などは除湿機や換気扇を併用し、部屋の湿度を60%前後に保つことを意識しましょう。

エアコンの結露・水滴に関するよくある質問

Q. エアコンから水滴がポタポタ落ちてくるのはなぜですか?

A. 内部で想定以上の結露が発生し、排水が追いついていない状態です。主な原因はフィルターの汚れによる空気循環の低下、ドレンパンの劣化・汚れ、ドレンホース(排水管)の詰まりの3つです。まずはフィルター掃除と、屋外のドレンホースの先端にゴミや枯葉が詰まっていないかを確認しましょう。

Q. エアコンの風と一緒に水滴が飛んでくる原因は何ですか?

A. 吹き出し口にできた結露が風で飛ばされています。風向きを「下向き」・風量を「弱」にしたまま長時間運転すると、冷たい風が吹き出し口に当たり続けて結露ができやすくなります。風向きを「上向き」に、部屋が冷えるまでは風量を強めに設定すると改善します。

Q. エアコンの結露を放置するとどうなりますか?

A. 内部の湿度が上がってカビが繁殖し、嫌な臭いや喉の痛み・アレルギーなどの健康被害につながる恐れがあります。また、水漏れを放置すると壁や床を傷めたり、エアコン本体の故障の原因にもなります。

Q. ドレンホースの詰まりは自分で直せますか?

A. 屋外のホース先端に詰まった枯葉やゴミを取り除く程度なら自分でできます。奥の詰まりは専用のサクションポンプで吸い出す方法もありますが、無理をするとホースの破損や逆流の恐れがあるため、改善しない場合は業者に相談しましょう。

Q. エアコンから水が飛んでくるのは故障ですか?

A. 多くの場合は故障ではなく、結露が正常に排水されていないことが原因です。風向きを水平にする・フィルターを掃除するといった対処で止まることがほとんどです。ただし、取り付け直後から水漏れする場合や、対処しても改善しない場合は、設置不良や内部の不具合が疑われるため点検を依頼してください。

Q. 水滴が止まらないとき、掃除と修理のどちらを頼めばいいですか?

A. フィルターを掃除しても改善せず、ドレンホースの先端からも水が出ている場合は、熱交換器やドレンパンの内部汚れが原因のことが多く、エアコンクリーニング(分解洗浄)が有効です。一方、運転中にエラー表示が出る、冷えない、異音がするなど別の症状を伴う場合は、クリーニングではなくメーカーや販売店の修理相談が先になります。

Q. 賃貸住宅の場合、費用は誰が負担しますか?

A. エアコンが物件の設備として備え付けられている場合、経年劣化による不具合の修繕費は貸主負担となるのが一般的です。ただし負担区分は賃貸借契約の特約によって異なるため、自分で業者を手配する前に、必ず管理会社や大家さんに連絡して確認してください。先に手配してしまうと自己負担になることがあります。

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まとめ

ハートクリーニングまとめ

水滴が落ちる・飛んでくるときは、まず風向板を水平にする・除湿運転に切り替える・設定温度を上げて風量を強めるという、リモコンだけでできる3つを試してください。それでも止まらなければフィルターとドレンホースを確認します。

エアコンに結露ができ、水漏れのように本体などから滴り落ちてくる場合は、何らかの原因で想定以上の結露が大量に発生している状態になっています。

結露が大量に発生すると、故障の原因にもなるので注意が必要です。
原因を突き止めて改善するほか、普段から結露を予防する対策も行うようにしましょう。

また、結露が大量に発生する原因には、素人では掃除できないエアコン内部の汚れの場合があります。

ハートクリーニングでは、格安でエアコンクリーニングを承っていますので、結露だけではなく、エアコン全般のお悩みがある人は、お気軽にご相談ください。

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エアコンの結露対策を自分で行っても改善しない場合は、内部の汚れやドレンホースの詰まりが原因になっていることもあります。東京都内でエアコンクリーニングを行うハートクリーニングなら、結露の原因となる汚れまでしっかり洗浄いたします。

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