エアコンを入れて快適に過ごしている時、部屋の中に虫がいて驚いた経験はありませんか?
これは、エアコンのドレンホースから虫が入っている可能性があります。
虫嫌いな人であれば、エアコンを使うことすら怖くなってしまうかもしれませんね。ドレンホースから虫が入らないようにする方法はないのでしょうか。
この記事では、ドレンホースから虫が入る理由や、対処法についてまとめてあります。
これからもエアコンを使うのであれば、しっかり虫対策をして、虫を気にせず快適に過ごせるようにしましょう。
ドレンホースとは?どこから虫が侵入するの?
ドレンホースとは、エアコンの室内機で発生した結露水を室外に排出するためのホースのことです。
エアコンから出た結露水を溜めないためにも必要なドレンホースですが、このドレンホースを通って虫が室内に入ってくるケースがあります。
ドレンホースの内部は結露水でじめじめしており、暗くて狭く、虫が好んで入りやすいのです。場合によっては虫の越冬場所になっていたり、ホースの中で巣を作っていることもあります。
エアコンのクリーニングをしたときにたくさんの虫がホースから流れ出てくることもあるようです。
ドレンホースは室内機と室外機に繋がっているため、ホースの先から虫が入り、ホースの中を通って、室内にまで入り込むことも当然あります。
虫が苦手な人にとってはぞっとする話ですが、これはよくある話なのです。
虫の侵入を防ぐには?防虫キャップを利用しよう!
ドレンホースから虫が入ってくるのが嫌なのであれば、事前にしっかり対策しておく必要があります。
とはいえ難しい処置をする必要はなく、費用もそれほど掛かりません。
気になるその方法とは、ドレンホース専用の防虫キャップを使うことです。
ここでは、ドレンホース用防虫キャップの購入場所や値段、取り付け方などを見ていきましょう。
防虫キャップとは?値段や購入場所も紹介
ドレンホース用の防虫キャップは、ドレンホースの先に取り付けるだけで虫の侵入を防ぎます。
キャップが網目状になっているので、防虫キャップを付けてしまえば、その後はホースの先から虫が入ることもなく、結露水もしっかり逃がします。
防虫キャップは、ホームセンターでも購入できますが、アマゾンや楽天などのネットショップでも購入可能です。
2個入りや4個入りなどのセットで売られていることが多く、アマゾンを例に挙げると、2個入りの防虫キャップなら300~400円ほどで売られています。
中には、防虫剤が練りこまれているタイプの防虫キャップもあるので、ホースのサイズを確認した上で選びましょう。
防虫キャップの取り付け方と注意点
ドレンホース専用の防虫キャップは、特別な工事も必要なく、ホースに差し込むだけで自分で簡単に取り付け可能です。
取り付け方法は簡単ですが、使用するにあたりいくつか注意点もあります。
まず、取り付ける前にホースの中を洗浄しておくことです。すでに中に虫が入り込んでいる場合、中の虫を閉じ込めることになります。虫の死がいがそのままになるのは不衛生ですし、ホースが詰まる原因にもなるでしょう。
ホースが詰まると結露水が溜まり、水漏れや故障に繋がる懸念もあります。
生きている虫がいれば、家の中に入ってくることもあるでしょう。
自分でホースの洗浄をするのは大変なので、専門業者のエアコンクリーニングに出したついでに防虫キャップを取り付けるのがおすすめです。
プロの業者であれば、高圧洗浄でホースの中まできれいにしてくれます。 ただし防虫キャップは、網目より小さな虫は通してしまう可能性があります。
ホースの先端を地面に置いてしまうと小さな虫が入りやすくなるので、地面から5cm以上あけておくように工夫しましょう。メッシュタイプの防虫キャップもありますが、その場合ゴミやほこりが溜まりやすくなります。
定期的に防虫キャップを取り替えたり、掃除を行いましょう。
まとめ
エアコンのドレンホースから虫が入ってくる場合は、防虫キャップを使うことで虫の侵入が防げます。数百円程度で購入でき、取り付けの手間もかかりません。
ただし以下のポイントには気を付けましょう。
・防虫キャップは定期的に取り換えたり掃除をする
・ホースを地面に直接置かない
防虫キャップを正しく使うことで、ドレンホースから家の中に虫が入ってくることを防げますよ。