定期的にエアコンのメンテナンスをしていると、故障を防げたりエアコンを長持ちさせるなど多くのメリットがあります。
しかし自分でメンテナンスをするには手間がかかるため、面倒な気持ちから怠ってしまいがちです。また、エアコンのメンテナンス方法がわからない人もいることでしょう。
そこで今回は、自分でできる点検やお掃除方法などエアコンのメンテナンスについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、エアコンのメンテナンスの大切さやメンテナンス方法を知ることができます。エアコンを長持ちさせたい人は、ぜひ参考にしてください。
エアコンのメンテナンスは必要?
エアコンは、室内の空気を吸い込んで冷たい風や暖かい風にして室内を快適な温度にしてくれます。吸い込んだ空気にはホコリや花粉、油などの汚れも交じっているため、エアコンのフィルターなどは汚れています。
しかしエアコンの外観からではどのくらい汚れているのか見えづらいため、汚れを把握するためにも定期的なメンテナンスが必要です。
フィルタ―の汚れを放置しておくと、エアコン内部までホコリが入り込みカビが発生して異臭がするようになるほか、水漏れを起こすなど故障の原因にもなります。
エアコンのメンテナンスを定期的に行うことで故障を減らすほか、カビを発生させないなど常にエアコンを快適な状態で使用できます。
自分でできるメンテナンスのやり方
エアコンのメンテナンスは業者に依頼する方法もありますが、ここでは自分でできるメンテナンス方法をご紹介します。
自分でできるエアコンのメンテナンス方法は、以下の3つです。
・フィルターの掃除
・室外機の点検と掃除
エアコンのメンテナンスは面倒に感じる人が多いですが、やってみると意外と簡単です。メンテナンス方法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
エアコンの点検をする
エアコンの点検方法は、先ずエアコンを冷房に設定して稼働させます。10分ほど稼働させて、吹き出し口から冷たい風が出ていることを確認します。10分稼働させても冷たい風にならない場合は、ガスが抜けている可能性があり冷房は効きません。この場合は自分では改善できないため、業者に依頼する必要があります。
続いて、エアコンの稼働中に本体から異音がしていなかも確認しましょう。正常でもモーターなどの稼働音はしていますが、音が大きかったりゴトゴトなど嫌な音がするようなら異常を示しているサインです。
異音が続くとエアコン内部の機械が振動で故障する可能性があるので、異音がするときはエアコンの稼働は控えましょう。
最後にフィンの汚れをチェックします。エアコンのフィルターを外すとフィンが見えるので、ホコリが付着して汚れていないか確認しましょう。フィンが汚れているとエアコン効率が下がるほか、故障の原因にもなるので注意が必要です。ホコリが付着していたら掃除機やブラシ、エアコンクリーナーなどを使用して掃除をしてください。
フィルタ―の掃除
フィルターは、エアコンが取り込んだ空気に含まれているホコリや花粉などの汚れをキャッチする役割があるため、非常に汚れやすい部分です。
フィルターが汚れていると、異臭の原因やカビが発生してアレルギー症状を引き起こす可能性があるなど、人体にも悪影響を及ぼすため、定期的な掃除が必要です。
・使い古しの歯ブラシ
・中性洗剤
・タオル
・新聞紙
- エアコンの前面部を開けてフィルタ―を取り外す前に軽くホコリを取り除く
- フィルターを取り外して掃除機でホコリを吸い取る
- 掃除機では取り切れなかった汚れをシャワーで洗い流す
- 頑固な汚れが付着しているときは中性洗剤と使い古した歯ブラシを使って落とす
- 汚れが綺麗に落ちたらタオルで水分を拭き取り風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
フィルターに水分が残っていると再びカビを発生させてしまう原因になるので、しっかり乾燥させることが大切です。乾燥したのを確認できたらエアコンに取り付けて、フィルターの掃除は完了です。
フィルター掃除については、下記のページでも詳しく解説しています。注意点についても掲載されているので、フィルタ―掃除をする前にこちらのページも確認してみてください。
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室外機の点検と掃除
エアコンのメンテナンスは、エアコン本体だけでなく室外機の点検も必要です。室外機が汚れていると、エアコンが正常に動作しなくなる可能性があるので、故障を防ぐためにも定期的にメンテナンスをしましょう。
室外機は屋外に設置されているため、砂埃や枯葉などが飛んできて汚れやすい環境にあります。室外機の周りに溜まっている枯葉などはほうきで取り除き、室外機に付着している砂埃はぞうきんなどで綺麗に拭き取ります。
最後に、水抜き穴とドレンホースは詰まりがないかをチェックしましょう。詰まりがある場合は、故障の原因にもなるため詰まっているものを取り除いてください。
汚れがひどい場合はプロにお任せ!メンテナンス費用を紹介
自分でできるエアコンのメンテナンス方法を解説してきましたが、掃除方法を間違えると故障する可能性があるので注意が必要です。
自分でエアコンのメンテナンスをするのが難しい人や汚れがひどい場合は、プロに頼むと安心です。しかしプロに頼む場合、費用が気になりますよね。そこで、プロに頼んだときに必要となるメンテナンス費用を紹介します。
【エアコンクリーニングの費用相場】
エアコンのタイプ | エアコンクリーニング費用の相場 |
壁掛けエアコンタイプ1台 | 12,000円~14,000円 |
壁掛けエアコンタイプ2台 | 21,000円~26,000円 |
壁掛けエアコンタイプ3台 | 31,000円~38,000円 |
お掃除機能付きエアコン1台 | 20,000円~26,000円 |
お掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑なため、エアコンクリーニングの費用が高い傾向にあります。
自分でメンテナンスができたとしてもエアコン内部までは掃除ができないため、年に数回はプロのメンテナンスを受けることをおすすめします。エアコン内部まで綺麗な状態で使用を続けると故障が減るほかに、エアコンを長持ちさせることにも繋がるので、ぜひ利用してみて下さい。
プロによるエアコンのメンテナンス費用については、下記のページでも詳しく解説しています。エアコンのタイプ別料金のほかに、防カビや消臭抗菌コートなどのオプション費用の掲載もあります。エアコンメンテナンスの費用をもっと詳しく知りたい人は、ぜひこちらのページも参考にしてください。
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まとめ
エアコンを快適に使用するには、定期的メンテナンスが必要です。自分でできるメンテナンスはエアコン本体と室外機の点検、室外機とフィルターの掃除です。
メンテナンスを行ってみて異音がしたり汚れが取り切れないなどがあった場合は、業者に点検やエアコンクリーニングを依頼するのが安心です。
ハートクリーニングでは格安でエアコンクリーニングを承っているので、メンテナンスでお困りの人はぜひご相談ください。