【この記事の結論】エアコンクリーニングの保証には「再施工保証(仕上がりのやり直し)」と「損害賠償保険(故障・破損時の補償)」の2種類があり、両方そろった業者を選ぶのが安心です。9社を比較すると、補償上限額と申告期限を公式に明記しているユアマイスター(最大50万円・8日以内)、再施工期限が明確なおそうじ革命(3日以内)などが分かりやすい保証体系です。ただし製造から10年前後の古いエアコンは保証対象外になる業者が多いため、依頼前の確認が必須です。
エアコンクリーニングを業者に依頼するとき、料金と同じくらい重要なのが「保証・アフターサービス」です。「クリーニング後にエアコンが動かなくなったら誰が直すの?」「仕上がりに不満があったらやり直してもらえるの?」——この記事では、主要9社の保証内容・損害賠償保険・再施工対応を徹底比較し、保証を実際に使う場面での手順まで解説します。
エアコンクリーニングの保証は2種類ある
ひとくちに「保証」といっても、エアコンクリーニング業界の保証は大きく2つに分かれます。この違いを知らないと「保証ありと書いてあったのに補償されなかった」というトラブルのもとになります。
①再施工保証(仕上がり保証)——汚れの取り残しをやり直してもらえる
クリーニングの仕上がりに不満があった場合(汚れの取り残し、臭いが取れていない等)に、無料で再作業してもらえる保証です。申告期限は業者によって差が大きく、作業後3日以内〜2週間以内が一般的です。期限を1日でも過ぎると受け付けてもらえないケースが口コミでも報告されているため、クリーニング当日〜翌日には必ず動作確認と仕上がりチェックをしましょう。
②損害賠償保険(物損・故障補償)——壊れた・傷ついたときの金銭補償
作業ミスでエアコンが故障した、洗浄水で壁紙にシミができた、といった物的損害を金銭的に補償する保険です。大手業者の多くは損害賠償責任保険に加入していますが、補償を受けるには「クリーニング作業が直接の原因であること」の確認が条件になるのが一般的です。経年劣化による故障と判断されると補償されないため、ここでも申告の早さが重要になります。
保証がない・確認しないとどうなる?
国民生活センターにはハウスクリーニングに関する相談が毎年寄せられており、「作業後にエアコンが動かなくなったが、業者が経年劣化を主張して補償を拒否された」というケースは典型的なトラブル例です。特に個人事業主に直接依頼する場合は保険加入の有無がまちまちなので、予約前に「損害保険に加入していますか?」「作業後の不具合は何日以内なら対応してもらえますか?」の2点を必ず確認してください。
【一覧比較表】9社の保証・アフターサービス
当サイトのエアコンクリーニング比較9社|料金・サービス徹底比較で取り上げた9社について、保証・アフターサービスの観点で比較しました。
※2026年7月時点の調査に基づく情報です。保証内容・条件は変更される場合があるため、依頼前に必ず各社公式サイトで最新の内容をご確認ください。「—」は公式サイト・公開情報で確認できなかった項目です。
※表は横にスクロールできます →
| 業者名 | 再施工保証 | 損害賠償保険 | 補償の申告期限 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| おそうじ革命 | ○(作業後3日以内) | ○(物損補償あり) | 再施工は3日以内 | 「安心のおそうじ革命保証」として再作業を明示 |
| ユアマイスター | ○(再施工対応) | ○(最大50万円) | 故障・破損は8日以内 | 補償上限額を明記している数少ない業者。10年以上使用のエアコンは対象外の場合あり |
| おそうじ本舗 | ○(品質保証あり) | ○(全店舗加入義務) | 30日間 | 製造から9年以上経過したエアコンは原則保証対象外 |
| ダスキン | ○(満足保証) | ○ | —(要事前確認) | クリーニングが直接原因の故障はメーカー修理で調査のうえ対応 |
| カジタク | ○(7日以内・仕上がり満足保証) | ○ | 再仕上げは7日以内 | 作業後にコンシェルジュから仕上がり確認の連絡あり |
| 東京ガス | — | ○(賠償責任保険) | 7日以内 | 保険適用外の場合は利用代金相当額が補償上限 |
| ベアーズ | ○(2週間以内の手直し) | ○ | 2週間以内 | 申告期限が比較的長め |
| ハウスクリーニングのオン | — | ○(過失による破損は保険対応) | —(要事前確認) | 劣化が進んだエアコンは施工自体を断られる場合あり |
| くらしのマーケット | △(出店者による) | ○(独自の損害賠償補償・保険料無料) | —(要事前確認) | プラットフォーム共通の補償に加え、出店者個別の保険加入もチェック推奨 |
比較表から見えるポイント
- 損害賠償保険は9社すべてが何らかの形で用意——大手・プラットフォーム経由なら「保険が一切ない」ケースはほぼ避けられます。
- 差が出るのは「申告期限」と「上限額の明示」——期限は3日〜30日と10倍の開きがあります。補償上限を公式に明記しているのはユアマイスター(最大50万円)など少数派です。
- 古いエアコンはどこも保証が薄くなる——おそうじ本舗は製造9年以上、ユアマイスターは使用10年以上で対象外となる場合があると案内しています。製造年はエアコン本体側面のシールで確認できます。
保証重視で選ぶならこの2社
保証内容の「分かりやすさ」(期限・上限・条件が明示されているか)で選ぶなら、次の2社が候補になります。
①ユアマイスター——補償上限50万円を明記、条件が最も明確
故障・破損時に施工から8日以内の申請で最大50万円まで補償と、金額・期限をはっきり公表しているのが最大の強み。再施工対応もあり、「もしものときにいくらまで補償されるのか」が事前に分かる安心感があります。料金も1台あたりの相場が安く、コストと保証のバランスに優れています。
②おそうじ革命——再施工3日以内+損害保険のダブル保証
掃除のやり残し・不備があれば作業後3日以内の申告で無料再作業、万一の事故・破損には損害賠償保険で対応という2段構え。「安心のおそうじ革命保証」として公式に打ち出しており、再施工の受付期限が明確です。仕上がりチェックを当日中に済ませられる人なら、十分な保証体制といえます。
なお、申告期限の長さを重視するならおそうじ本舗(30日間)やベアーズ(2週間)も有力です。9社全体の料金・サービス内容は比較記事で詳しく解説しています。
保証を使う場面になったら|連絡手順と証拠の残し方
実際にトラブルが起きたとき、スムーズに補償を受けるための手順です。
- 作業前に「動く状態」を動画で撮っておく——クリーニング前にエアコンの運転音・風量・液晶表示をスマホで撮影。作業前から壊れていたのか、作業で壊れたのかの切り分けに使えます。
- 作業完了直後、業者がいる間に動作確認する——冷房・暖房・ルーバーの動きまで一通り確認。その場で気づけば話が早く、「作業が原因」の立証も容易です。
- 不具合に気づいたら当日中に連絡する——申告期限内でも、時間が経つほど「経年劣化では?」と判断されるリスクが上がります。電話だけでなくメールやフォームなど記録が残る手段を併用しましょう。
- 症状は写真・動画で記録する——エラー表示、水漏れ箇所、傷などを撮影して送付。
- 「クリーニングが原因かどうかの調査」に協力する——多くの業者はメーカー修理での原因調査を経て補償を判断します。調査を拒否すると補償が受けられないことがあります。
保証だけで選ぶのは危険?料金・口コミとのバランス
保証が手厚いことは重要ですが、保証は「使わないで済むこと」が一番です。つまり、そもそも作業品質が高く故障を起こしにくい業者を選ぶことが先決で、保証はその上での安全網と考えるべきです。
業者選びでは次の3つをセットで見ることをおすすめします。
- 料金——相場から極端に安い業者は、保険未加入や経験の浅いスタッフのリスクも。相場感はエアコンクリーニングの料金相場の記事で解説しています。
- 口コミ・実績——特に「トラブル時の対応」に言及した口コミは保証の実効性を測る材料になります。
- 保証・保険——本記事の比較表を参考に、申告期限と補償条件を確認。
9社の料金・口コミを含めた総合比較は、こちらの記事にまとめています。
▶ あわせて読みたい:エアコンクリーニング比較9社|料金・サービスを徹底比較【2026年最新】
よくある質問
Q. クリーニング後にエアコンが壊れたら補償されますか?
A. 「クリーニング作業が直接の原因」と確認された場合は、業者が加入する損害賠償保険で修理・補償されるのが一般的です。ただし経年劣化と判断された場合や、申告期限(3日〜30日、業者により異なる)を過ぎた場合は対象外になります。作業前後の動画撮影と、当日中の動作確認・早期連絡が重要です。
Q. 保証期間はいつまでですか?
A. 業者によって大きく異なり、再施工保証は3日以内(おそうじ革命)〜2週間以内(ベアーズ)、故障補償の申告はユアマイスターが8日以内、おそうじ本舗が30日間などです。共通するのは「早く申告するほど有利」という点です。
Q. くらしのマーケットのような個人業者でも保証はありますか?
A. くらしのマーケットには、全予約を対象とする独自の「損害賠償補償」制度(保険料無料)があります。ただし出店者と連絡がつかない場合は適用されないなどの条件があるため、予約前に出店者自身の保険加入状況も確認しておくと安心です。
Q. 古いエアコンでも保証されますか?
A. 製造から9〜10年以上経過したエアコンは保証対象外とする業者が多いです(おそうじ本舗は製造9年以上、ユアマイスターは使用10年以上で対象外の場合あり)。古い機種はプラスチック部品の劣化で破損リスク自体が高く、施工を断られることもあります。製造年は本体側面のシールで確認し、予約時に申告しておくとトラブルを防げます。
▶ あわせて読みたい:エアコンクリーニングの相見積もりの取り方|追加料金トラブルを避ける見積書チェック7項目
2〜3社への見積もり依頼の手順、見積書で見るべき7項目、当日の追加請求への断り方を例文つきで解説しています。
▶ あわせて読みたい:エアコンクリーニング業者の口コミの見方|サクラ・やらせを見抜く7つのチェックポイント
投稿日の集中・評価の二極化・具体性のなさでやらせ口コミを見抜く方法と、低評価レビューの正しい読み方を解説しています。
まとめ:保証の「期限」と「条件」を確認してから依頼しよう
エアコンクリーニングの保証は再施工保証と損害賠償保険の2本立てで見るのが基本です。9社とも何らかの補償体制はありますが、申告期限は3日〜30日と大差があり、補償上限を明示している業者は少数です。依頼前に「何日以内・いくらまで・どんな条件か」の3点を確認し、作業前後の記録を残しておけば、万一のときも落ち着いて対応できます。
保証の分かりやすさで選ぶならユアマイスター・おそうじ革命、9社全体の比較はエアコンクリーニング比較記事をご覧ください。

