エアコンにもある除湿機能ですが、梅雨の時期になるとそれだけでは部屋の中はジメジメしがちです。
除湿機ってどんな時に使っていますか?
多くの方は、「湿気が気になった」「梅雨時期のお部屋のカビ対策」「部屋の中をカラッと使いたい」という方です。
では、除湿機はどんな機能なのか改めて考えてみましょう!
除湿器の除湿機能
除湿器の除湿機能には大きく分けて2つあります。
一つは、【コンプレッサー式】もう一つは、【デシカント式】。
この二つが除湿機能によくあるものです。
種類で見る除湿器
除湿器の種類:コンプレッサー式
コンプレッサー式は、古い型のエアコンによく見られるます。コンプレッサー式は熱移動を使用した除湿方法ですので冬場の様な温度の低い時には除湿効果があまり発揮されません。なので、コンプレッサー式は【夏限定の除湿機能】と考えるのが良いでしょう。
◎ メリット :安価、消費電力が少ない
× デメリット :本体が重い、音がうるさい、冬場(温度が低い)場合は機能が劣る
除湿器の種類:デシカント式
ゼオライト式は、電気代を多く使います。その理由には、除湿する工程で電気ヒーターを用いることにあります。電気代だけでみても大体コンプレッサー式と比べて3倍近くかかります。就寝時間のみの使用など快適に過ごしたい時などには良いでしょう!
◎ メリット :本体が軽い・小さい、音が静か、稼働力の安定性
× デメリット :電気代が高価、室温が上がりやすい
除湿器を買う際のポイント
- 使用する部屋の大きさに対応していること(畳数)本体価格が安い、デザインが格好良いからと言って選んではいけませんよ!使用する部屋の大きさにあった除湿機で無くては、満足いく除湿はできません。
- 電気代 (比較:【コンプレッサー式】 58円/日 【デシカント式】 161円/日 ※1日12時間稼働したとする。)電気代は、ご紹介したコンプレッサー式とデシカント式では3倍程違います。コンプレッサー式は、電気代の節約になりますがその分、運転時の音が気になると言ったデメリットがあります。また、デシカント式は電気代が高いですがその分、除湿機としての機能はコンプレッサー式よりも高いと言えます。
- その他の機能で比較空気清浄機能やイオン発生機能など様々な機能が付いている除湿機が多く発売されています。プラスアルファの機能も選ぶ為の基準になるでしょう。
今の時期は梅雨のジメジメで洗濯物がなかなか乾かないと嘆いている方も、エアコンの除湿機能と合わせて除湿機の購入を考えていてはいかがでしょうか?